ハトガチャ小学校

ハトガチャ(Hatgacha)は,コルカタから30Km西に位置する農村です。90%の人々は,魚を取るか,小さな池で魚の養殖をしています。
ここの人口のほとんどは,下層階級で,経済的には非常に貧しい状況です。そのため,教育の機会などありません。そもそも,この地区には学校すらありませんでした。
IIMCはこの農村を6年前に見つけました。そして,すぐさま小学校前の教育プログラムを開始しました。
この地区で3年間の教育プログラムを実施して,学校を小学校に改築し,同時にマイクロ・クレジットプログラムを開始する必要性を痛感しました。マイクロ・クレジットプログラムは,バングラディシュで始められた貧しい人々を対象としたグラミン銀行と同じようなプログラムです。そして,教育を受けさせるためのスポンサーシッププログラムも開始することにしました。

[ハトガチャの竹で作られた小学校]

学校は竹で作られているため,徐々に壊れていきます。また,モンスーンの季節になると,子供たちが教室内にとどまっていることは大変危険です。
イタリアの友人とプロジェクト・カルカッタ ONLUSのサポートによりこの農村に新しい学校が建設されることになりました。

[教室のなかで,新しい学校の建設を聞き,喜ぶ子供たち]

[学校の建設は順調です。コンクリートの学校が徐々に姿を現しつつあります]

[Costanza,Barnali,Chowdhury教授,そしてIIMCのメンバーが学校建設の現場を視察しました]

この学校の建設は順調です。4ヶ月後には,コンクリートの校舎ができあがります。
この村のすべての子供たちがここで勉強することができます。この農村の状況は変わりました。すべての人に発展の機会がきます。

Dr. スジット. K. ブラモチャリ
IIMC責任者

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