スポンサーシップ活動中止の件

いつもお世話になっております。インド人母子の会における今後の活動についてお知らせいたします。

インド人母子の会は、1994年にIIMCの代表であるスジット・プラモチャリ医師が来日したのをきっかけにスタートさせました。活動するにあたり、会員制は取らないこと、医療援助、教育支援として寄付して頂いた金額はそのままインドのIIMCへ送ることを活動指針としてきました。これは、国内にかかる費用を寄付金に依らないということで、具体的に言えば国内の印刷代、郵便代などはインド人母子の会がまかなうことです。

1994年の活動以来、医療援助として5,780,372円、スポンサーシップとして8,515,390円、合計14,295,762円(2011年末)の募金や資金援助、スポンサーシップ費用を集めることができました。そして、そのすべてを現地に送りました。

今後とも続けたい気持ちがございますが、インド人母子の会を運営、管理しております国重浩一の個人的な理由のために、報告書を作成したり、連絡を取ったりすることが難しくなってきておりました。そして、このまま継続しては、みなさまにかえってご迷惑をかけてしまうのではないかということを、ずっと懸念しておりました。

私の個人的な状況とは、ニュージーランドに昨年移住してきたこと、そして、今年の5月に臨床心理士として、東北に出向いて活動することになったことなどです。東北では、宿泊施設に泊まらなければならず、しっかりと連絡を取ることや資料を作成することが難しい状況になっております。

このような状況を踏まえ、現地IIMCのスジット医師やバーナリーとも相談した結果、インド人母子の会のスポンサーシップの活動をいったん中止させていただくことになりました。よって、今まで支援していただいた子どもへの支援も中止となります。その際に、今までお世話いただいている子どもたちへの支援が急に止まり、学校に行けなくなるようなことはございません。次の支援が受けられるように配慮していきますので、ご安心ください。

今まで納めていただいたスポンサーシップ料の最終報告書は、今年7月末頃を目処に集計をして、改めて送付させていただきます。

今後、インド人母子の会の名前は存続させていきますので、ホームページの維持管理は続けていきます。ニュースレターなどを掲載していくことは続けたいと考えております。IIMCのスジット医師やバーナリーとは長きにわたって共に活動をしてきたところですので、今後とも連絡を取るようにしていきます。

途中で中断するようなことになり、誠に申し訳ないと感じております。今までインド人母子の会のご支援本当にありがとうございました。

何かご質問などございましたら、次のメールアドレス(iimcj@ihug.co.nz)に連絡をくださるようお願いいたします。

インド人母子の会
国重浩一

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